東芝、HD DVD撤退は1ヶ月前から進められていた?

やはり、一度クッションを置いて、撤退発表をしたかったのでしょう。

○東芝:HD製品の生産中止、3月で販売打ち切り発表
http://mainichi.jp/select/today/news/20080220k0000m020128000c.html

○東芝がHD DVD事業終了を正式発表,Blu-ray対応AV機器の販売計画はなし
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080219/294172/

○東芝プレスリリース:HD DVD事業の終息について
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_02/pr_j1903.htm

○東芝プレスリリース:三重県四日市市と岩手県北上市に2棟並行して建設
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_02/pr_j1902.htm

そして、先週土曜日夜に、こういう記事がでています。

○本田雅一のリアルタイム・アナリシス:“東芝、HD DVD撤退で調整へ”報道を読み解く
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0802/16/news011.html

「東芝本社からの意図的な情報リークというのが、もっとも可能性としては高い。」

おそらく、開発者・販売部門と東芝本社との意見の相違が、ワーナーのHD DVD撤退を機に明確になったのでしょう。んで、東芝で順調な半導体機能の事業の促進を図っていたのでしょう。

———-
ここから推測。ブログなので、勝手に推測です。あくまでも個人的な推測です。
———-

2〜3週間以前までに、工場建設のめどが立ち、普通なら正式発表が可能な時期であった2月8日に正式発表をせずに、リーク情報を流し、投資家向けに土台を作る。「東芝は、なんかやってますよ〜」と潜在意識を植え付ける。

そして、HD DVD開発者部隊・販売部隊の顔色を、直接は聞かないで、どんな感じかをうかがう・・・つまり、一生懸命頑張っている開発舞台に、事前に相談しようかする必要がないかの確認。

んで、相談しない事に決定。

おそらく、東芝販売担当者は、未だに、HD DVDの販売をしているユニバーサルと、パラマウントに、「絶対、ウチは撤退しませんから」と、約束していたに違いないので、「あと1年は続けてほしい」とか言ってくるのが分かっていたから、

「すみません、ウチの重役どもが決めてしまいました」「私たちは今までずっと続けてやると言われていたからあんな事言っていたのです」と、開発・販売レベルの従業員さんが、言い訳出来るように、本社からの強引な発表を敢行したという事でしょう。

んで、東芝本社も、「NHKにすっぽぬかれちゃった〜」「一応、考慮はしていたけれども、発表する気はなかった。」「月曜日のプレスリリース見てよ。発表する気はかっただって」「でもさ、この記事見てよ(下記参照)投資家の人に好印象受けたから、やっぱ撤退するよ〜。」

○HD DVD撤退、東芝株価は上昇 「選択と集中」に好感
>> http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/18/news034.html

てな感じでしょう。

で、月曜日に、また再び、工場建設のリークの情報を流し、投資家へのショックを和らげる。

今回の東芝のHD DVD撤退劇はすばらしかったです。

今後の東芝の動向の、勝手な予想です(あくまでも、勝手な予想です)

東芝産はBlu-Rayには、参戦しないと言っていますが、数ヶ月以内に、ソニー側と隠密対談、そしてXBox360に、HD DVDを搭載しているマイクロソフトと相談が終わった時点で、Blu-Rayに参戦するでしょう。


Japan Blog Award 2008ビジネス部門にノミネート!
御陰さまで、ビジネス部門にエントリーされました。このような機会を与えていただき、運営委員会の皆様、審査員の皆様、そして投票をして下さった方、ありがとうございました。この機会に是非他にエントリーされている方のブログもご覧いただくと幸いです。

http://www.japanblogaward.com