問われる広告・メディアのマルチプラットフォーム化

ちょっと、古い情報なんですが、広告の多様化について、自分なりの意見を述べさせていただきます。

ネット広告費が雑誌広告を抜き去る、電通発表「2007年日本の広告費」
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20367761,00.htm

この記事によると、テレビ、ラジオ、新聞の広告費が前年より下回り、ネットの広告費が増加したというレポートです。

また、アメリカでも

AD WEEK: TV Ads Are Less Effective, Survey Says
http://www.adweek.com/aw/content_display/news/media/e3ica0ebb59d5d28e8ccae6ffe141014d55
(会員登録しないと読めませんが)

まあ、分かりきったと言えば分かりきっていますが、広告主等がアンケートで、テレビの宣伝効果は、昔ほど効果的でないと言った調査結果を報告しています。

さて、これで、テレビ・新聞・ラジオ業界の危機と言った感じでしょうが、発想の転換をすれば、そうでもないんです。

つ まり、インターネットでの広告費は増加しています。そして、インターネットの先端技術は常に発達しているので、昔は数千万円かかっていた数ヶ月ちょっと遅 れた技術が何分の1、もしくは10数分の1のコストで、オープンソースの技術やASP(外部のサービスプロバイダ)の提供で可能になって来ました。

もちろん、権利問題もありますが、テレビ・ラジオ・新聞で培って来た情報集ネットワークや、いままでの資産運用を上手にネット上に提供して行く事によって、ネットでの広告を上手く取り入れる事ができると思います。

というか、すべてのメディアでバランスよくマーケティングをする事によって、相乗効果は増大だと思いますけれどね・・・。

これから広告代理店さんは、新聞・雑誌・ラジオ・テレビ・ネットを総合的にマーケットプランニング出来るサービスが提供出来るかどうかに掛かって来るでしょう。

今では、ネット広告はネット広告。印刷物の広告は印刷物の広告会社と、媒体ごとに契約をしないといけませんが、それが統合化されると、広告を載せる方も楽だし、いくつかの媒体に広告を載せるのでリスクも分散出来ると思うんですが・・・。

あと、メディアの会社が違う媒体を買収するのって、日本では違法でしたっけ?自分が知りませんが、アメリカでは法の規制緩和が会ったので、クロスメディアの買収が出て来ています。これが将来増えて行くでしょう。

広告主が、クロスメディアでのパッケージを提案するか・・・メディアがクロスメディアのパッケージを提供する・・・。それが将来のマーケティングの形になって行くでしょうと、勝手に予想しています。


Japan Blog Award 2008ビジネス部門にノミネート!
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