「デトロイト」のリメイク権から考える日本の映画業界の今後

今朝のフジテレビめざましニュースでもやってました、トロント映画祭に出典されていたデトロイトメタルシティー。もしかしてと思っていたら、やっぱりリメイク権のオファーがあったみたい・・・。

○松ケン映画「デトロイト」各国からオファー
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080908/tnr0809080820001-n1.htm

結構、日本の映画もハリウッドに売れるようになっているので・・・

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日本原作→日本映画化→国際映画祭出典→ハリウッド映画化権→ハリウッド映画
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という、ビジネスモデルが確立されるかも・・・というか既に韓国映画、アニメでは確立されているけれども・・・。 いや、「リング」「呪怨」、「シャッター」が典型的な例・・・。

でも「デトロイト」が画期的なのは、今までホラー映画だけだった日本の実写映画の進出が、だんだんと他のジャンルでも認められて来たという事。

「Shall We Dance」もそういえばありましたけど・・・当時はシステムがうまくなっていなかったので、リメイクまでに時間がかかりすぎていました。

実は、十数年前から日本の映画制作会社は、いわいるカンヌやベネチア映画祭向けの完全アートな映画ではなく、完全に娯楽作品であろう作品を、アメリカのアジア映画祭に出典しているのを知っていますので・・・。

今回は日本の制作陣が、映画祭に積極的に参加するというシステムを作り出し、ノウハウの積み重ねによって、その成果が出て来た感じがあります。

「デトロイト」がその集大成の第一歩ですね

このシステムの利点は、リスクを数ステップに別れて分散化出来る事・・・。

いきなり数十億かけてハリウッド映画を作るより、数千万円で作れる国で映画を作って、それからハリウッドに持って行く・・・。

と思っていたら
○20世紀フォックスが邦画配給に本格参入
http://www.varietyjapan.com/news/movie_dom/2k1u7d00000b0013.html

考えている人はいるようで・・・。

既に中国のマーケットでは行われていますが、既に本国で有名になった後ではリメイク権の値段が跳ね上がるので、オリジナル版の製作段階から資本参加して、ハリウッドに持って行く時も有利になるというのも計画の中に入っていると思います。

あと、メジャーリーグのスカウトみたいに、人材発掘もかねているのもあるかも・・・。中国は既に投資家、制作者がハリウッドに進出しています。

日本は今の段階ではハリウッドに渡った人が、現地で挑戦して成功している例がありますが、今後は日本の制作会社に勤めていても、ハリウッド進出が出来るという可能性が広がったという事でしょうか・・・。

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