脚本を見るのは最初の10ページ

時々、ウチに、脚本が送られて来ます。

今は、進行中のプロジェクトが忙しいので中々新しいプロジェクトの立ち上げが出来ないのですが・・・。

最近、投資家が逃げちゃった脚本が来だしました。

不況の風を感じます・・・。

中には、結構有名な俳優さんが、一旦「出演する」と言ったにもかかわらず、資金繰りに困って断念されたプロジェクトも・・・。

先日もとあるアメリカ人の方の脚本が送られて来ました。

脚本が来ると、とにかく最初の10ページを読みます。

それでおもしろかったら読み続けます。

読むときに、どんな俳優がいいか、観客のターゲットは(いくら儲けられるか)。予算はいくらほどになるか・・・。

なんてお金の事を考えながら読みます。

んで、困る事が一つ。

こういう送られて来る脚本って、映画となって世の中に出回るのはだいたい3−4年後。

しかし、資金繰りに頓挫して送られてくる脚本は、数年前ぐらいに書かれていて、時代設定も数年前とかになっている場合も・・・。

中途半端。

話の内容が良くても、時代背景があわなくなったので、脚本家に、「書き直し〜」が多いです。

先日も、そんな脚本が送られて来ました。

久しぶりに、いきつけのコーヒー屋さんでコーヒーを飲みながら脚本を読みました。

基本はしっかりしているんだけれど、時代設定が古く、マーケットの事を考えていない・・・。

映画は「売れる」ものを作ろうと思ったら、最低数千万円かかります。

ということは、実際問題、たくさんの人が見に来てくれる話が必要です。

あと、脚本家を目指している人は、自分の書いた映画の脚本は、最終的に自分が数千万円の制作費が出せない限り、他人のものになります。制作会社に版権を売ることになるんです。

いままでに何回か良い作品に出会えたんですが、脚本家の人がその作品に愛着ができすぎ、そして映画制作の実態を知らなかったため、企画を断念した事があります。

未だにそれら作品が世に出たと聞いた事がありませんが・・・。

でも、脚本読むのは面白いんで、送っていただくのは歓迎です。

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