Ustream 屋外中継の心得

さて、昨日、やってしまいました。無謀にも屋外からの Ustreeam 中継という試み。

実は今月、とあるUstream中継を企画しているので、それの予行演習を兼ねての試みでした。

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■ 屋外で Ustream 中継を試みてみました
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この前のブログ投稿でもアナウンスしましたが、2010年4月3日、名古屋市鶴舞公園で、東海地方のオープンソースの皆さんが集まって、花見をしました。

そこに私がおじゃまして、屋外から Ustream 中継をしてみました。

「オープンソースカンファレンス 2010 Nagoya」というイベントが8月に行われます。名古屋にオープンソースの活動をしている人が集まるイベントが行われます。

それに向けての実行委員会の発足なんかも兼ねて、花見を行い、勝手に記録係と称して、テストを兼ねての参加となりました。

そこでの試行錯誤を記録として残しておきます。

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■ 花見中継録画とハイライト
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実は、当日、ネット接続のトラブルが有りまして、今日、再びアップし直しました。

屋外でのネット事情は、不安定であるかを予想していたので、テープにも録画していました。

ということで、仕切りなおしで・・・

http://www.ustream.tv/recorded/5948288

花見中継をアップロードし直しました。計2時間です。

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2時間見っぱなしは辛いと言う方に、Ustreamの機能を勉強するついでに、「ハイライト機能」を使って、昨日の花見の2箇所をピックアップしてみました。

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● 「ハイライト・乾杯」
http://www.ustream.tv/recorded/5948288/highlight/62418

● 「ハイライト・『名古屋オープンソースは常滑線』理論」
http://www.ustream.tv/recorded/5948288/highlight/62430

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こんな感じで、進行していました。楽しい人達が集まった宴会でした。

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■ 技術的まとめと反省:ネットの帯域の重要性
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さて、技術的な反省です。

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● 【結論】屋外での中継は、入念なテストが必要
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予想通りだったと言うか・・・モバイルでのUst配信は厳しいと言うことが分かりました。

WiMAXであっても、場所によって、電波の状況がかなり変わりました。

http://speedtest.net/で良い数字が出たとしても、結局は数十秒のテストです。
しかし、UST配信は、数十分~数時間、ずっと、安定したアップ帯域が必要です。

ですので、本当に失敗したくないUST屋外中継をされたい方は、テストでも、その場所で、1時間ぐらいの配信テストをされてもいいかもしれません。

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その他は際立った問題は有りませんでした。

他に気を付けること。
カメラの画質はどうでもいいですが、音声をしっかりすることが大切です。

UST配信は、ネットの帯域と、音声をしっかりすることが重要になってくるのではないかなと思います。

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● 帯域の参考
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http://speedtest.net/

で、Ustのサーバーがある、Los Angeles を選んで下さい(ソフトバンクの本格参入でサーバーが国内に出来るかも・・・)

そこで、私の三重県四日市市の自宅からは、数回のテストで、平均、下り4.8Mbps、上り4.0Mbps という数字が出ました。

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そこで、 Ustream Producer Pro の
「High SD Quality 4:3 (500kbps @ 30fps AAC 44.1Khz Steteo)」
配信設定で配信して、問題がありませんでした。

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● 勝手にUST帯域方程式
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ここからは、私の勝手な推論ですが、「エンコード bps x 5」ぐらいのUp帯域が必要ではないかと思います。

今日の再放送の「High SD Quality」設定は「500kbps」でしたので、500 x 5 = 2.5Mbps ぐらいの帯域は念のために取っておいた方がいいかもしれません。

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ここで、重要なのは下りの速度ではなく「上り」の速度であることを忘れないで下さい。

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UST Producer のプリセットで 最低画質は 200kbps となっています。
しかし、テスト配信で Ustream Producer Pro の統計を観ていると、瞬間的に500kbps ぐらい使っています。

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私の、某社のモバイルデータ通信は・・・

http://speedtest.net/

での、ロサンゼルスまでのテストは、下りが 2Mbps ありましたが、上りは 200kbps しかありませんでした。

その回線でテストしましたが、UST Producer では、200kbps と書いてあるけれども、瞬間的に 500kbps ぐらいの速度を要求するために、中継は2〜3分ですぐに落ちてしまいました。

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同じ回線を使って、ブラウジングしている方を考慮に入れて、その瞬間 500kbps x 2 = 1MB。

ということで、「USTのプリセットの値 x 5」という私の公式ができました。

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その他に関しては、こちらをご覧下さい〜。

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<関連記事>

● 気軽に作れる自分放送局セット
http://ja.katzueno.com/2009/05/1008/

● 生録ブームから・「個」ー「大」ー「個」の流れ・技術・マーケティングを考える
http://ja.katzueno.com/2008/03/1260/

● 機材リスト解説 – 本気でネット中継をする方法
http://ja.katzueno.com/2010/03/1163/

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■ 結局は、ソフトウエア(内容)が重要になってきます
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今回はあくまでもテスト的な要素が強かったです。正直なところ、私のメインの職業が映像関係で、実は、今月 UST 配信を予定していまして、そのテストを兼ねて行いたかったというのもあります。

し かし、前回のブログ記事で述べましたが、東京ばかりで UST イベントが盛り上がっているので、東海地方のみんなでも、是非盛り上がりましょう・・・という思いと、東海地方のOSSを、USTを使って、東京に負けな いぐらい盛り上げて行こうと思っていきたいと思います。

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USTが皆に注目され始めてきました。

USTが皆に注目されてきている理由に、「ダダ漏れ」と「リアルタイム陰口」があります。

撮影スタッフとの会話が平気で入るし、「マイク入ったまんま~」という普通の放送事故ではありきたりの事が日常茶飯事になっています。

そして、普段、翌日、学校や、職場、そして視聴率となって間接的にしか帰ってこない視聴者とのコミュニケーションが、即時にオープンで帰ってきます。

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この雰囲気って、まさに「オープンソース」だと思います。

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酔っぱらってても、毒づいても、残していって、オープンにして行って・・・そして、次なるメディアの形じゃないのかなと思います。しかも今だったら失敗出来ますからね〜。

ある程度、技術的な心配はあるかもしれませんが、 Ustream は、別に Webcamera からでも配信出来ます。

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ということで、次回の私のUstream配信は、今月の中旬ぐらいに、ロサンゼルスから Ustream をお送りします〜・・・次回は英語になりますが・・・。

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