観光立国:外国人観光客2000万人突破のカギは、新幹線ではなく在来線!ホテルではなくゲストハウス!

外国人観光客が1000万人を突破し、ある程度の富裕層の取り込みは成功した日本。これから倍増計画を行うところで重要なのが、東南アジアや若者を中心としたバックパッカーです。

久しぶりに Cool Japan 関連のブログ記事です。

今、オープンソースカンファレンス京都に、直感的にウェブサイトの管理ができる concrete5 で出展している関西ユーザーグループの応援のため、JR在来線で名古屋から京都に向かっています。

そこで、多数の中国人観光客の方が快速電車に乗られていました。そこで、NHKなどの番組で、最近増えている東南アジア観光客の多くは新幹線を乗らずにバスで観光をするというレポートを思い出しました。

また以前ウェブサイトを制作したことのある伊勢発のゲストハウス「風見荘」での外国人観光客との交流を思い出したり、初海外生活の3ヶ月はサンタモニカのユースホステルで過ごしていたので、その時に出会った旅人との出会いを思い浮かべたりしているとこういう考えに至ったのです。

新幹線より在来線やバス

高級ホテルより、民宿やゲストハウス

今後の観光立国対策で重要になっていくのは、格安航空会社LLCの台頭で増えている東南アジアやバックパッカーの人たちをどれほどおもてなすことことが重要になってきます。

ここで新幹線や高級路線な交通機関を運営している人や高級ホテルや旅館を運営している人はがっかりするかもしれません。しかし、ここで一番重要なのは高級系の観光業界の人こそゲストハウスや安宿民宿を応援するとあとでウハウハになることです。

その理由は簡単です。

東南アジアの国々の所得は右肩上がり。所得が上がった時点で格安ホテルとかで日本に来た際、印象に残った高級ホテルに泊まりだします。

ヨーロッパやアメリカなどから来るバックパッカーの人達は、成長して政府の高官や一流企業のエリートになる人も多いです。

ですので、高級ホテルや旅館のなど、高級系の観光サービスをしているレストラン・ホテル・旅館さんは、地元のゲストハウスや民宿と協力して、試食体験をさせてあげたりとか、期間中は格安でプールを使えるとかのサービスと共同で計画したらどうでしょうか。

JRや私鉄、バスの各社の皆さんへお願いです。

比較的大きな駅や、米原駅などの小さいけれども乗り換えが必要なとかでは、最低限、英語のアナウンスや多言語表記ができるように気をつけたほうがいいのではないでしょうか。

米原駅
Photo by tirol28

と、米原駅で終電の電車のアナウンスが日本語だけしか無く、オロオロしながら電車を降りていった中国人観光客の人を目のあたりにしながら、ふと思いました。

 

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