自分のメモとして書き残しておきます。結論として、MacBook Pro のメモリ増設は、Mac に正式に対応しているメモリを Mac 専門店 (通販含む) から購入し、業者にやってもらうのが無難かも・・・。無線LANを壊してしまう可能性ありです。
2010年6月に購入した MacBook Pro 15インチですが、メインメモリ 4GB だとスピードが遅いので、メモリ増設を試みました。
2012年までの MacBook Pro のメモリ増設は意外と簡単に行えます。詳しくはアップル公式サポートページより。
自分の所有している MacBook Pro は、MacBook Pro6.2 で、アメリカで購入したモデルとなります。
Amazon で購入したメモリは・・・
まず、自分の所有する MacBook Pro は DDR3 の 1066MHz が対応しているとのことだったので、kakaku.com で値段を調査。ただ、そのメモリは古くなっているモデルで今はあまり販売されておらず、下位互換のある DDR3 1600MHz のモデルのほうが、入手しやすく値段が安いことがわかり、Buffulo の D3N1600-4GX2/E というモデルを Amazon から 2014/11/3 に8,105円で購入。
これを装着して使ってみると、最初はメモリが増えて快適だったんですが、ネットワーク回線のトラブルが起こり始めました。
有線 LAN 、無線 LAN とも突然接続が切れてしまうのです。それは長時間起動して、スリープから再起動した時に起こりやすく、ネットワークを復元するには、電源を切っての再起動が必要で、PRAM リセットや、SCM リセットを行ってやっとネットワークが復活する場合がでてきました。1日に、PRAMリセットを何回も繰り返すというのは心臓によくありません。
いろいろ Facebook の知人に質問してみると、Appleは、自社で開発したカスタムチップを使ってマザーボードを設計しているので、互換性があまりよくない場合が多く、最低限メモリーメーカーが動作保証しているものか、純正品を購入するほうが無難だということに・・・。最初は治るかな〜と思って使い続けましたが、症状は一向に治りませんでした。
ためにしバッファローの公式サイトで動作保証を探してみましたが、検索結果がゼロ件。これはあかん。
純正品もしくは保証品を購入しよう
ということで、 秋葉館.com でおとなしく5,000円高い・・・送料込みで約13,000円のメモリを購入しました。
今回の件で良かったのは Amazon.com で購入した商品は1ヶ月で返品可能だということ。11/3に購入し、20日間じっくり検証(我慢して我慢の限界を超えた)することができ、しかも全額返金してくれるのが良かったです。
Ubuntu Live CD を使ってメモリテスト
無事、正規品なメモリが到着し・・・メモリのテストをしたほうが良いとアドバイスされ、Memtest86+ というツールを使ってテストすることにしました。知人から、Ubuntu のLive CD に起動時にメモリチェックが簡単にできるというので、Ubuntu 12.0.4 の ディスクが家にあったので、それを使いました。
CD を入れて起動中に Shift キーを押し続け、メニューに入ると「メモリテスト」という項目が現れます。それを選択すると、自動的にメモリテストが開始されます。
ここれでエラーが出なかったらメモリは大丈夫・・・。
自分の場合は、元々入っていた純正も、新しく追加したメモリも両方共エラーが出まくるという結果に・・・。
後日談:
しかし、これ、後でわかったんですが、32bit 版を走らせていたようで・・・エラーが出るのは当たり前だった模様・・・orz
メモリは正常でした。
保証品メモリーを購入しても症状が治らない!?
ともかく、正規メモリーが届いて、チェックをしても同じ症状が治らない!?
しかたがないので、アップルケアーが切れてから、名古屋で Mac が故障したら絶対ここ!いつもお世話になっている、MacLuck さんへ。
丁寧に症状を調べてもらいました。
WiFi の回路がオカシイ!?
なんと、メモリもロジックボードも正常で、WiFiあたりの調子が悪いっぽいとのこと。
交換して様子を見てみないとわからないので、とにかく、1万5千円ほどの修理費がかかるとのことですが、修理をしてみることにしました。
今、修理用の部品が到着するのを待っているところです。
後日、このブログに進捗を報告します。
こぼれ話: Ubuntu Live CD を USB に作成
USBメモリの起動ディスクを作成しました。その手順はこちら(英語の原文)。
但し、MacBook Pro 15 inch mid-2010 では、この USB から Memtest86+ を起動することが出来ませんでした・・・。なぜなんだろう・・・。
- Ubuntu 12.0.5 LTS Desktop CD PC (Intel x86) desktop CDをダウンロード (14.0.X の 64bitでは memtest メニューを正常に起動できませんでした)
- ターミナルを開く
- ディスクイメージの形式を変換
hdiutil convert -format UDRW -o [変換後ファイル名] [DLしたUbuntuディスクイメージ]
- [変換語ファイル名] に .dmg という拡張子が付けられ新しいファイルが作成されます
- USB ドライブの番号をゲット
diskutil list
- ここで /dev/disk2 の「2」などの数字を書き留めておく
- USB ドライブをアンマウント
diskutil unmountDisk /dev/disk[数字]
- さきほどの数字をdiskの直後に入れる
- ディスクイメージをUSBドライブにコピーする
sudo dd if=[変換したファイル] of=/dev/rdisk[数字] bs=1m
- パスワードの入力が求められ、入力すると作業が開始。黒い画面が止まったように見えますが、早くて5分ぐらいかかるので気長に待ちましょう。
- Ubuntu が起動できる USB ドライブが完成。
- ここで USB ドライブが認識されないフォーマットなので、イニシャライズ (フォーマット) しますかというダイアログが現れますが、無視してください!
アップルップル (a-blog cms や WCAN でおなじみ) の山本さん、CSS Nite や「10倍ラクするIllustrator仕事術」著者の鷹野さん、「イラストでよくわかるJavaScript Ajax・jQuery・HTML5/CSS3のキホン」他多数の著者でお馴染み、株式会社音生の安藤さん。アドバイス、ありがとうございました!