世の中にある「勉強・勉強会」などのパターン分類をざっくり考えた。殴り書きメモです。
いろいろ勉強会に参加したり主催しているんですが、この世の中にはどういう勉強会があるのかを独断と偏見で分類分けしてみました。
パターン
1-1. 自力最先端 = 会社・アーティスト・職人・師匠
だれも教えてくれる人が居ない。研究すら存在しない。道を切り開いている人。
1-2. 研究最先端 = 研究室・大学・R&D
だれも教えてくれる人が居ない、自分で研究をすすめ、道を切り開いている、科学者・学者)
2. 最先端の弟子 = 研究員・大学・弟子・社員
仕事しながら学ばざるをえない = お金をもらって仕事しながら学ぶ。怒られたり褒められたりして学ぶ。ただし学術的な知見は無い、主にお金・感情ベースで動く
3. エリートが直接教えるレアな勉強会など
上記の自力最先端な人によるめったにないセミナーや勉強会に参加して勉強する。直接仕事に結びつく場合もあるが、しかし、最先端過ぎてついていけない場合がある。しかし神的な人のセミナーはすごく分かりやすかったりする。
4. エリート学校
一流の先生やコーチに夜、受かるの自体に難関なテストなどを経て、選ばれた者しか学ぶことが出来ない学校などで勉強・トレーニングを受ける。高度な内容なので一般人にはついていけない。
5. 職業勉強会 = エリート勉強会をベース
「セミナー」を専門の職業として行っている人による勉強会が多い。先端技術が普及気に入った時に学びたいと思うパターン。一番受講希望者が多く、セミナーとしてお金が一番儲かるところなので商売目的がほとんど。わかりやすくて仕事につながりやすい。受講者のモチベーションが重要で、実際にスグ実践しないと成果が現れず金の無駄になりかねない。
6. 新米社員
お金をもらいながら上の人の元で覚える。仕事はする。頑張れば昇進するし間違えば昇進しなかったり成功しない。沢山の人が一番真剣になるところ。
7. インターン
学生なんだけど上の職場で覚える。ナマの現場を覚えれるが、本当の社員ではないので、機密情報を教えてもらえなかったりとか限定的。ただ、現場に近いものは学べて、時々学校の何十倍も先に行っていることがある。真剣に取り組めば就職できるけれど、その意図を十分に理解せず、学校のカリキュラムだから仕方無しにやっているという学生もいると、将来が不安ということが一発で雅られる。
8. 専門学校・大学
ちょっと高度な教育。最先端ではないけれども画一された教育を受けられる。いわいる良い意味で枯れて画一されたカリキュラム。ちょっと専門的。ここで真剣に学ぶ学生は飛躍するが、途中で堕落して中途半端に終ってしまう学生も居る。中途半端に終ってしまう学生は、化ける場合もあるが、堕落してしまう場合もあり。
9. 学校システム
幼稚園〜小学校〜高校。さらに一段と枯れて(確立した方法)で「安全」な授業内容しか行わない。革新的・先進的な授業や勉強はあるんだけれど、たいてい教師がブラック企業並みに残業をして世話をしている。
10. 学習塾・塾・通信教育
専門の先生がいるところ。主に補修。学校システムで足らないところを賄う。但し、商売としているので、教えやすい、わかりやすいを優先していて、必ずしも最先端であったり、仕事に直接結びつくものではない。最終目標はエリート校の合格。
また、効率よく講師を排出し、運営をするという、教育は第1だが、より商売色が加わるモデル。
11. 職業訓練
日本のいわいる公的な公共サービス。「10. 学習塾・塾・通信教育」と「12. 生涯・地域学習・ボランティア」の中間ぐらい。
12. 生涯・地域学習・ボランティア
趣味・娯楽・日常生活の一貫として、自分の生活を充実するために学習をする。主にシニア・婚活・趣味で行われる。「競争」の意識はなく、生活の充実などが目的。非営利運営や、お金儲けをあまり考えない個人の方が行っている場合が多い。
プログラミング教育における各勉強会の立ち位置
CoderDojo
- うまく行けば「3. エリートが直接教えるレアな勉強会など」に行き当たることが出来る
- CoderDojo 尾張はもしかして・・・
- 「11. 生涯・地域学習・ボランティア」の場合もある
- おまけ:UNIX に詳しい人への例え: Fedora
有料のプログラミング教室
- 10. 学習塾・塾・通信教育パターン
- おまけ:UNIX に詳しい人への例え: RedHat Enterprise Linux
小学校のプログラミングカリキュラム
- そのまんま「学校システム」
- おまけ:UNIX に詳しい人への例え: CentOS