特別定額給付金の受付が始まりました。マイナンバーカードを持っている人は、「マイナポータル」からの「ぴったりサービス」でオンライン申請ができるはずです。
残念ながら macOS Catalina はサポートされていないと表示されます。
しか〜し、e-Tax は macOS Catalina でもサポートされているので、多分、お役所とシステム会社が動作保証していないから跳ねているだけではないかと思い、Chrome の Agent 情報を書き換えたら問題なく申請できたので、その手順を紹介します。
ここに書かれていることは、無保証です。サポート外の行動ですので責任は持てません (免責)
自分の環境
- MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 ports)
- macOS Catalina 10.15.4
- Google Chrome 81.0.4044.129
- カードリーダー: NTTコミュニケーション ACR125CL-NTTCom
準備する時にハマったこと & おすすめ
- NTT コミュニケーションズの製品サポートウェブサイト からドライバーソフトをインストールし忘れないようにしましょう。カードを認識してくれません。ドライバーソフトは Mojave (10.4) のものでインストールできました。
- JPKI公的個人認証ポータルサイト の「利用者クライントソフトのダウンロード」で、Java のランタイムやソフトをダウンロードして、マイナンバーカードがきちんと認証できるかを事前に確認しましょう。
STEP 1: Chrome を立ち上げ User Agent を変更する
普通に Chrome を立ち上げます。
メニューから「表示」->「開発/管理」->「デベロッパーツール」を開きます。
デベロッパーツールのウィンドウの右端に、3つのドットが縦に並んでいるところをクリックします。
でてくるメニューから「More Tools」→「Network conditions」を選びます。
Network conditions のタブの中で
User agentの中の「Select automatically」のチェックを外します。
「Chrome – Mac」を選びます。
出てくるテキストは、僕は何も変更しなくてよかったですが、 Mac OS X 10_14_6
が文字列に入っている必要があります。
僕が試した User agent 情報は下記の通り。
Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_14_6) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/81.0.4044.129 Safari/537.36
STEP 2: マイナポータルAPのインストール
動作確認ページを読み込みなおします。
マイナポータルAPのインストールをするように表示が出たので、Chrome 用のソフトと Extension をインストールします。
(スクショを撮り忘れました)
STEP 3: 再び動作確認
再び、動作確認ページに戻ると、申請に進むことができました。
注意:新しいタブやウインドウを開くと設定が無効に
動作確認をするときなど、新しいタブが開きます。その時は、User Agent の設定が無効になるので、URL をコピーして元のタブで開き直すか、遷移先のウインドウで、User Agent の設定をし直してください。
STEP 4: 申請
さきほど、問題なく家族分の申請完了できました。
古い Mac OS や Windows 端末を探す手間が省けました。