MAMP で大きい MySQL ファイルをインポート/エクスポートする方法

MAMP

MAMP を使ってウェブサイト開発などを行っている人で、 concrete5 や WordPress サイトの大きなファイルサイズの MySQL ファイルをインポートしたい方もいると思います。

その際は、phpmyadmin ではファイルサイズが大きすぎてインポートができないのですが、コマンドラインを使って、MySQL のテーブルをインポートできます。

下記のコマンドを MAMP を起動しながら行えます。

cd /applications/MAMP/library/bin
mysql -u root -p --default-character-set=utf8 [テーブルの名前] < [インポートしたいSQLファイル].sql

データベースを反対にエクスポートしたい場合は、mysqldump というコマンドを使います。

cd /applications/MAMP/library/bin
mysqldump -u root -p --default-character-set=utf8 [テーブルの名前] > [出力したいSQLファイル名].sql

以上をターミナルなどのコマンドラインツールから実行し、大きなサイズの MySQL テーブルをインポートできます。

わざわざ cd しないでもよくする方法

自分の Mac で MySQL を使っているのは MAMP だけで、頻繁に MySQL テーブルのインポートを行っている方は、わざわざ、cd コマンドを入れるのが面倒くさいと思います。

その場合は、/usr/local/bin にエイリアス (シンボルリンク) を設置します。

「mysql」コマンドのシンボルリンクを設置する方法

sudo ln -s /Applications/MAMP/Library/bin/mysql /usr/local/bin/mysql

「mysqldump」コマンドのシンボルリンクを設置する方法

sudo ln -s /Applications/MAMP/Library/bin/mysqldump /usr/local/bin/mysqldump

両方のファイルを削除

MySQL コマンドを MAMP 以外でも使うようになったという時は削除します。

sudo rm /usr/local/bin/mysqldump
sudo rm /usr/local/bin/mysqldump

で大丈夫です。

大きいファイルをインポート・エクスポートするときは時間がかかります。100MB ぐらいのファイルをインポートするのに、自分の場合は5分ぐらいかかったので、トイレ休憩などをして、気長に待ちましょう。