みえ松坂マラソン2023完全攻略ガイド サブ3への軌跡

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2023年12月17日、みえ松阪マラソン参加し、サブ3を達成できた記録日記です。

記念写真

去年のみえ松阪で、初マラソンで、3時間8分と、サブ3できなかった悔しさをバネに1年間練習を重ねました。

今日のブログは嬉しさと、サブ3までの道のり、そして、2回参加したみえ松阪マラソン攻略の長編、備忘録ブログです。

時間のない中、できるだけ、記録をしようと & 急いで書いているので、誤字・脱字・構成めちゃくちゃです。すいません。主に自分が将来、みえ松坂マラソンに出る前に読み返すために書いています。

みえ松阪マラソン自体の準備の心構えなどは、見出し「みえ松阪マラソンの準備」からご覧ください。

始まりからからコロナまで

高校陸上部を引退して、7年前に、ハーフマラソンレースを初めて本格的にマラソンを始めました。

当時は、身長162cmなのに、体重は80キロ!

最初は1日5キロ走るのがやっと。月間100キロを超えると膝を痛めて走るのをやめるということを繰り返し。

Apple Watch をプレゼントでもらったのをきっかけの一つとして、一念発起。スマート体重計を購入し、ダイエットを開始。スマート体重計と睨めっこして、グラフ的に悪くなったら頑張って食事量を落としたり、2017年から2020年で15キロの減量に成功しました。

(2020年から体重はあまり変わっておらず、停滞気味です。)

ハーフマラソンの記録も体重と比例して段々と早くなって行きましたが、月間走行距離は、200キロ行くか行かないか。怪我を繰り返していた状態でした。

2020年のコロナになった時、出張、飲み会が無くなった時に、一気に月間走行距離が増えました。

健康に気をつける様になったのもあるかもしれません。

この時、家に、マッサージチェアが寝ていたことを思い出し、毎日30分、マッサージチェアに座る様になりました。

そうすると、腰・肩のコリなどがすっかりとれ、月間走行距離を伸ばし始めれる様になりました。

YouTube でマラソンチャンネルを見始めたのもこの頃。フルマラソンに挑戦したくなり、月間走行距離が伸び始めました。

その中でもよかったのが、「拓プロチャンネル」。拓プロの講座を参考に、月間走行距離と、月間平均タイムを伸ばすというだけを目標に続けました。

2022年 サブ3できなかった挫折

2022年は月間300キロ踏める様になりました。

2022年4月、ぎふ清流ハーフマラソン、2年ぶりのレース出場した時、ハーフのタイムを10分以上短縮し、サブ90、1時間25分で走ることができました。

これは、もうフルマラソンでサブ3狙えるんではないか?

そんなアホな考えがよぎりました。

そして出身県である三重で初めてのフルマラソン大会が開催されると聞きつけ、エントリー。

また、ボストンにいる友人から、「ボストンマラソンに来なよ」と言われたので、出場権をゲットするために陸連登録もして、エントリーしてしまいました。こういうノリが好きです。アホです。

ということで、2022年のみえ松坂マラソンで、サブ3を目指しました。

しかし、蓋を開けてみれば、21キロ過ぎまでは、3時間ペーサーの人についていけたものの、強風と半袖短パンしか着ていなかった寒さなどもあり、スピードダウン。

そして、28キロ付近で、足を攣ってしまい、リタイヤしようかと思ったものの、32キロのプロジェクションマッピングで感動してやる気になって、なんとかゴールしました。

結果は3時間8分ぐらいでした。

この時「今年までに絶対サブ3を奪ってやる」と自分に誓って、月間400キロ走るという単純な練習をスタートしました。

2023年は愚直に月間400キロ

2023年は、愚直に月間400キロを目指しました。

2022年12月から、毎日のランニングのキロ数を、16キロからハーフ以上に増やしました。

6月には Strava から電柱広告をプレゼントしてもらうサプライズもあり、モチベーションも倍増。

月間平均速度も伸び、キロ4:45に迫る勢いでした。

しかし、夏は酷暑でスピードダウン。それでも、37度あるような炎天下でも走れる様、水分や塩分補給を十分に行い走りました。

ASICS のランニングボトルを購入して、夏の暑い日に走りながら水分補給をする練習もしました。

ハーフマラソンだけをメインで走ってきていたので、フルマラソンや暑い日の水分補給があまりできなかったからです。

みえ松阪マラソンの時のジェル補給も苦労しました。(とは言ってもジェル補給の練習はしませんでした。)

2023年のぎふ清流マラソンの暑いレースでスピードが落ちたことや、みえ松坂のハーフ以降のスタミナ切れも課題だったと思って、とにかく、夏もスピード練習ではなく、月間走行距離重視で走りました。

五条川沿で出会う人たち

地元岩倉市を流れる五条川をジョギングコースにして早朝走っているんですが、毎朝、名前はわからないけれど、毎朝歩いたり、走ったりしている同じ人と顔見知りになり、だんだんと挨拶をするようになります。

怪我をして走れないと、走れない悔しさと、いつも挨拶をするあの、「昔のおにいさん」「昔のお姉様」方に会うことができない寂しさで、早く走りたいと思う様になりました。

これも毎朝早起きして月間走行距離を稼ぐきっかけになっていると思います。

ポッドキャストで情報収集

また、走行距離が長くなると、時間を有効活用する必要があります。毎日2時間、何もしていないとかなり大人として時間がもったいないです。

それで始めたのが、ポッドキャストを聴くことです。

主に英語で聞いていますが、世界のニュースから、職業柄、プログラミングのことなどのポッドキャストを集め走りながら情報収集し、その日の仕事のことも考えたりする様になりました。

英語のポッドキャストは充実しているおかげで、良いニュースの収集と勉強になっています。

練習の成果で愛知駅伝代表選手に

そうして、その成果がでたのが、9月に開催された愛知県駅伝の岩倉市チームの選考会レースでした。

残暑というか、まだ暑い中の選考会。スピード練習を全然していなかったものの、選考会の3キロのレースで最後までスピードを落とさず走り切ることができました。

しかも、今まで以上のキロ3:20ペース!第1回選考会は、実業団・高校生の早い人たちが引っ張ってくれ、第2回選考会は、先週よりも暑い中、バテることなく走り切ることができ、岩倉市チームの代表候補になりました。

その後もスピード練習をせず、ひたすら、月間400キロと月間平均タイムをあげる練習をしました。

愛知駅伝対策で坂の練習を開始

その時、知人に聞いたのが、愛知駅伝は坂が多いコースだということ。

エントリーした、みえ松阪マラソン、みのかもハーフマラソンも坂が多いので、坂練習だけは本格的にやろうと思い、小牧山のジョギングコースを取り入れました。

自宅のある岩倉市から、五条川を北上して大口町にある堀尾跡公園まで行き、南下してから小牧山城に迎い、1キロの上り坂・下り坂コースを制覇して、五条川まで降り、北名古屋市・稲沢市の境まで五条川を南下するという、16〜30キロのコースを開拓。

11月から、そちらのコースで坂練習を兼ねてすすめました。

負荷をかける練習を始めるとすごく疲れますが、段々と力がついてきて慣れてきます。

愛知駅伝試走会前後で足を痛める

そして愛知駅伝2週間前の試走会です。実際にモリコロパークのコースを走り、正選手・補欠を決めます。

その時以前から、坂の練習や、みえ松阪マラソン対策の30キロ走を重ねていた結果、足を傷み始めます。

また、会社の出張や慰労会もあり、体重も少し増えていました。それもダメージが大きかったと思います。

知人に症状を伝えたところ、肉離れしかけではないかとのこと。

急いで、3日ほど追加で急速。

そういえば、11月は、この3日の休息がなければ、月間450キロペースと少しオーバーペース気味で走ってしまっていたのもあったかもしれません。

ここから怪我との戦いが始まります。

愛知駅伝本番

愛知駅伝本番は、左ふくらはきの痛みを引きずりながらの走りになってしまいました。

今日のために ASICS Magic Speed 3 を新調しました。

本当は ASICS Metaspeed Edge を購入しようかと思ったんですが、初カーボンになるので、いきなり Metaspeed は足を痛めるのではないかということと、Metaspeed は Wide サイズが無く、いつも 26.5 のワイドサイズを買っている自分にとって、ちょっとリスクがありました。

仕事もあったので、ゆっくり店に買いに行く時間もなく、ネットで Magic Speed 3 の 27.0 サイズを購入。

しかし、アップを始めても足の違和感がなくならない・・・。新調にストレッチをしながら本番に挑みました。

本番はなんとか走り切ることができたものの、足を気にしすぎたのか、目標の15分切りはできず、非常に残念な結果になってしまいました。

今年は30キロ走を、毎週行うのでは無く、もっと早めからスタートし、2週間に1回ぐらいにすればよかったと思いました。

ただ、来年は走力がついていると思うので、今年の週に1回30キロ走をする練習メニューで行けるのではないかと思っています。

とにかく、愛知駅伝は失敗でしたが、結果、初カーボンシューズ Magic Speed 3 の試し履きと、スピード練習を兼ねたものになったと思います。

みえ松阪マラソンの準備

今シーズンの30キロ走は、みえ松阪マラソンまでに、4〜5回ぐらいだったじゃないでしょうか。

愛知駅伝が終わって、みえ松阪マラソンへの準備開始です。本当は12/5ぐらいに、30キロ走をしたかったものの、レースのダメージで休息をせざるを得ず、12/7 に30キロ走をすることになってしまいました。

足の疲労を抜けることができるか不安でした。

しかも、本当はレースペース以上であるキロ 4:15 で30キロ走りたかったのに、ペースダウンして、結局 4:30 までしか伸ばすことができませんでした。

後半もバテていたのでスタミナが大丈夫か不安でした。

ちなみに、この30キロ走ですが、仕事前に4時に起きて、朝ごはん前に、水だけ800mlぐらい飲んで、走り出しているので完全空腹で走っています。

それでも、めちゃくちゃ不安ですが、これ以上足掻いても無駄なので、みえ松阪前の週は、月曜日だけ、愛知駅伝元チームメイトの人と小牧山城ハーフの距離を走っただけで、あとは10キロ前後のみを踏んで、疲労を抜いていました。

当日参加は近鉄特急臨時便の早めのチケットレス予約がおすすめ

また、近鉄特急のチケットもネットで購入。

特急は快適さではなく、ギリギリまで「トイレ」に行けるようにするための目的で乗ります。

スマホでチケットレス予約をできるようにすると、帰りも松阪駅につきそうな時間が見えたらネットから特急のチケットを予約できます。

ICカードにチャージしてスマホでチケット予約ができれば、帰りのチケット購入の行列に並ばなくてよくなるのでおすすめです。

カーボンローディングは前日のみ

親が糖尿病なので、糖尿病体質だとわかっています。本当はご飯が大好き。一番好きなのかカレーライスで、5杯ぐらいおかわりできます。

でも、そうすると、翌日、体重が軽く2キロ増えてしまします。

なので、最近は、炭水化物は、ご飯・パン・麺など、2〜3日に1食以上は食べない様にしています。

食事も1日1食だけにしないと今の体重をキープできなくなっています。

食事は1食ですが、朝は味噌汁とプロテイン・ヨーグルトなど、昼はお弁当の惣菜だけを買ってきて食べたり、胃を空にはしないようにしています。

なので、普通の人の様に2〜3日前からのカーボローディングは体重を増やすだけだと思い、前日にしか行いませんでした。

前日の食事。

朝はヨーグルトにザバスのプロテイン。いつもの朝食です。

昼に、パン10枚切れの薄いパン2枚、ピザ2切れ。

夜は残りのピザ2枚に、パスタを作って食べました。

普通なら2〜3日にごはん1杯の僕なので、めちゃくちゃ炭水化物を摂ってます。

またマラソン師匠などにアドバイスしてもらった、MAURTEN DRINK MIX 320 を2袋購入。1袋を前日に水に混ぜて飲みました。

甘いデンプンのお水でした。

荷造りをし、夜お風呂に入り、就寝しました。

天気予報では昨年に引き続き、寒くて風が強いとのこと。

去年に引き続き最悪なコンディションになるものの、去年の様に半袖短パンでは無く、長袖長ズボンで走ることにしました。

準備は万端なはずです。

当日朝、3:30 起き。エネルギーとトイレ

みえ松阪マラソンは、朝3:30 ごろに起床。妻がおにぎりを3個作ってくれました。朝9時スタートなので、3時間前の6時までに固形物は食べ終える予定です。起きてから、まず2個を食べました。

またこの時にちょっと体操・ストレッチをして体を伸ばしておきます。

松阪についてからスタートまでの時間が結構短いのです。

けん玉ランナーさんの富山マラソンの動画も参考にしました。

できるだけ、朝早くに起きて、出すものを出すために早起きしました。また、MAURTEN GEL は高かったので1個しか買わず、けん玉ランナーさん愛用の AMINO SAURUS GEL で補うことし、ギリギリ2日前に購入。当日朝の出走前の捕食として、安い Amino Vital Gel を普通タイプ1を1袋。小さいタイプの Amino Vital Shot 青と赤を2袋購入しました。

飲み物は、去年もらってそのままにしていた、松阪市水道水ペットボトル500ml とアクエリアス 2L の大きいボトル、キリン DAKARA 600ml を持って行きました。

みえ松阪マラソンは、もう風が強い大会と言ってもいいと思います。着替えも十分に、走り終わったとに十分に温められるコートやジャケットに加えて、ヒートテックなども持って行った方がいいでしょう。いつもより、+1〜2枚あった方がいいです。

ゴール地点、風が強くて寒いです。

MAURTEN DRINK MIX 320 の2袋目は、ASICS のランニングボトルに入れて、半分朝5時ぐらいまでおにぎりを食べながら半分を飲みました。

トイレにこまめに行き、いい感じに処理ができたと思います。

マラソン大会で大切なのは、お腹をコントロールし、出走までに、小も大も出し切りつつ、水分とエネルギー満タンな状態でスタートを切ることです。

移動中もトイレと補給の勝負

家を5時にでて、岩倉駅を 5:26 の始発普通電車で出発。最後のおにぎりを電車の中で食べます。

近鉄名古屋駅に到着。特急の待ち時間でまたトイレ、ただ十分に出ず。

でも特急に乗るので安心です。

会場ではトイレの数が圧倒的に足りません。大きいのは足りないのでそれまでに終わらせる必要があります。

みえ松阪マラソン特別特急が近鉄名古屋を出発しました。

去年は、チケットを買い損ねて出遅れたんですが、津駅までは空席があったので、津駅まで特急で乗って、その後の急行で松阪まで行っていました。

MAURTEN DRINK MIX 320 の2袋目、半分を電車の中で飲み干しました。そうして AMINO Vital Gel を飲んだところで、朝7時ごろ。

津駅に差し掛かったところで最後のトイレです。

特急列車のトイレも常に渋滞です。

臨時特急が到着するのは 7:30 前。常に3〜4人並んでいるので、一人5〜10分として、6:45~50 ぐらいに最後のトイレに行ける様にした方がいいと思います。

松阪駅に出る直前で、Amino Vital Shot 青い方を一袋口にしました。

空になった ASICS のランニングボトルに、アクアエリアル 2L のうちの 500ml を移します。これはレース中に飲み用です。

僕はどうしても、沿道のコップ給水が苦手です。集団で走っているとうまく取れないこともあります。

2023年の名古屋シティマラソンで、普通のペットボトルを持ってたら、蓋を落として数秒止まって拾うというタイムロスをしてしまったので、口で開けて流し込めるランニングボトルは必須アイテムになりました。

また名古屋シティマラソンは、前を走っていた名古屋ウィメンズマラソンの走者の人もたくさんいるので通常の給水ができないので、タイムを落とさないため、ランニングボトル持参は必須だと思います。

松阪駅から会場まで2キロ。荷物を背負ながらジョグ

これは去年もしました。松阪駅からスタート地点までは約2キロ。いい感じのふるい城下町の街並みを歩いていくんですが、ここは歩かず、ウォーミングアップジョグに最適です。

実は臨時特急があるといっても、結構スタート前ギリギリ到着になるので、A~C ブロックの人は、松阪駅からジョグでウォーミングアップをするのをお勧めします。

荷物も背負っているのでゆっくり目で、体を温める目的でゆっくりクラギ文化ホールまで走ります。

小学生や地元の人が元気に挨拶してくれるので、できるだけ自分も声を出して挨拶して向かいます。

クラギ文化ホール前でストレッチと流し

クラギ文化ホール前の芝生エリア、実は風が強くすぐ体が冷えてしまいそうになります。

しかし8時前に到着してスタートも1時間前と結構すぐなので、大丈夫。

しかも、ジョグで体を温めていたので、風が強くて凍えそうでも、10分ほどのストレッチだったら我慢できます。

ストレッチを終えたら、流しです。

芝生エリアは少し凹凸があって走りにくいですが、マラソンペースを確認するぐらいの程度で流しを3〜5本走ります。

そうして、1枚ぐらい羽織るぐらいまで脱いで、荷物預かりのトラックに 8:10 ごろに向かいます。

荷物預かりの直前で最後のトイレ

そして、A〜Cブロックの荷物あづかりトラックの直前で、最後のトイレです。

男だったら小便器があるので5〜10分でいくことができます。

女性ランナーへの配慮をしたほうがいいなーと思います。

とにかく、最後のトイレを終えたのが 8:20 ごろ。

最後の着替えをして、8:30 ギリギリにトラックに荷物を預けます。

600ml のキリンDAKARAを手に持って、8:50 ぐらいまでゆっくり補給し、沿道のボランティアさんにボトルを渡します(ありがとうございます)

スタート: 思った以上に体が軽い!

そうしてスタートです。Bブロックスタートで真ん中ぐらいからのスタートでした。本当に今年もスタートは寒かった。

周りを見渡すとみんなカーボン。Metaspeed が多かった。その中でも Magic Speed 3 を履いている人も多くて嬉しかったです。

いよいよスタート。

スタートライン通過は30秒。

みんな遅いなーと思って抜かし始めます。

前回、飛ばしすぎたと思ったので、抑えて入ろうと思いつつ、それでもスタートでの遅れを取り戻そうと、真ん中ぐらいの気持ちで走りました。

そうして時計をみると、なんと、1キロ通過で4:15。30秒遅れているので、3:45で入ったのか!?

「やばい、速いか?」後半の失速が嫌なので、気持ち抑え気味ですすめるも、体がどんどん前に進んで、それでも3:50~3:55 で進むことができてる。

体も全然リラックス。

風が強いことはわかっていて、ベルファーム前からの強風での減速があるのがわかっていたので、それまでの時間稼ぎもかねて、キロ 3:55 ペースで貯金をするために進むことにしました。

去年よりも強い様に感じる風で、最後に怪我が続いて万全とは言えない足、しかし、月間400キロ走ってきた練習の成果を見せれるし、実際に体が軽いと思ったので、できるだけ体をリラックスさせて進むことにしました。

途中、最初の折り変えし後の、6-7キロ付近で、4時間ペースランナーをしていたけん玉さんに「ミュージックスタート」と叫ぶ余裕もあり (笑) 同じ4時間ペースランナーをされていた方も、インスタでフォローさせてもらっている影て尊敬している岐阜のランナーさんでした。

ベルファーム前後の風がやっぱきつかった・・・でも

そうして16~17キロあたり、ベルファームに差し掛かる時の鈴鹿山脈からの風の吹き下ろしの洗礼を受けました。

本当だったら集団の後ろをついて行きたいところ、あまり周りに人がおらず・・・。

観念して、疲労を溜めないため無理をせず、そのまま風の抵抗をうけながら進むことにしました。

我慢してベルファーム敷地内まで。そこまでキロ4:00~05 だったのが、一気にキロ 4:28 まで落ちました。

それでも焦らず冷静に。ベルファームのおいしそうなエイドを食べれる人羨ましいなーと思いながら進みます。

ファンランできるようになったら立ち止まりたいなー。

そうしてベルファームを出て、さきほどと進行方向反対に。追い風になって走り始めます。

去年と違って、速度が上げれる!

去年はサブ3を達成しようと、キロ4:15のペースを守ろうと、「飛ばし気味」だったのに、今年の3:55〜4:05 は余裕の18キロでした!

やっぱり月間400キロは裏切らないなー。

追い風のおかげで、一気にキロ 3:50 まで回復し、その前の向かい風のロスを挽回できました。

ハーフから30キロまでは風との戦いだけれど去年より楽だった

ハーフから30キロまでは、なにも障害物のない田んぼの中の道。時々向かい風になる、いちばんきつい部分です。

しかし、やはり練習の成果なのか、去年よりも辛くない。

去年は、3時間ペースランナー集団 & けん玉さんと走りつつ、だんだんと遅れて Sub3 への道が絶たれた絶望の10キロだったんですが、今年はハーフを 85 分で通過!

めちゃくちゃ貯金できた!

8ヶ月前、ぎふ清流ハーフマラソンの全力でハーフ走るタイムで、フルマラソンのハーフが走れた!

体に余裕があると感じながら、魔の28キロ地点に向かいます。

去年28キロ付近から足が攣り始めました。不安でした。今年も怪我もしているし・・・。

しかし、足が攣り始めても、この貯金でなんとかなる!と気持ち的にかなり余裕もありました。

そうして去年は取ることができなかった松坂牛のサイコロステーキのエイドに来た!

1カップを取ったものの、ちょっと大きくて、立ち止まらないと無理でした。一切れを、2〜3回噛めただけ。逢えなく残りとともに捨ててしまいました。勿体無い。申し訳ない。

そうして、去年、足が攣った魔の 27~28 キロ付近にきます。

やっぱり足が攣った!でもなんとか持ち堪えた

そうして去年足が攣った27キロ付近。やっぱり太ももが攣り始めました。

去年攣った場所は、通り過ぎ、安心した矢先に、攣り始め、28〜29キロで一旦立ち止まります。

しかし、去年と違って今年は5分の貯金がある安心感で、冷静に、ベットボトルで持参したアクエリアスを飲み体制を整えました。

後で分かったことですが、体の電解質が足りなくなっているということで、給水所で立ち止まってアクエリアスをがぶ飲みするか、頼んで、ランニングボトルに給水して貰えばよかったと思いました。

それでも、騙し騙し立ち止まって進み、なんとかキロ4:15~25 で走れてる!

このままだったら、残り、キロ 4:30 でも Sub3 は大丈夫だ!

そう思って安心しながら足の攣りを最小限に抑えて走り続けました。

トンネルのプロジェクションマッピングも素晴らしかった。

その後から35キロ地点まで、足が攣っていたものの、結構気持ち的には余裕で走れました。

30キロから40キロは、不安だったけれど、去年ほど長い苦痛とは感じませんでした。2回目なのでなんとなくコース覚えてるし、Sub3できなかった絶望感ではなく、Sub3 できるという嬉しさでいっぱいでした。

最後のラストスパート

そうして、最後のラストスパートです。

風も強く、スピードも落ちていたんですが、なんとか、4:10~30 で40キロまで走ることができました。

40キロをすぎて折り返した後、3時間ペースランナーの集団が見えて少し焦ったものの、時計を見ると41キロで、時刻は午前11:52。

よし、あと1.195キロを8分で走ればいいんだ!歩いてもいい時間がないか!

流石に最後の激坂は、ボロボロの状態でしたが、時計を見ると2時間58分を回ったところ。

足はボロボロでも、上半身は結構余裕で、ゴールすることができました。

すぐに鍼のコーナーへ

ゴールして荷物をもらって、着替えずにすぐに鍼のコーナーへ。

去年も助けられたんですが待ち時間が長かったので急いで行きました。

しかし足が攣りまくる。そして寒い。

なんとか上半身だけ着替えて診察へ。

しかし、足の攣りが酷くて、マッサージだけしてもらって、鍼は指してもらえず終わりました。

まだまだ電解質が足りずに、1Lぐらい残っていたポカリスエットを飲み干し、デンプンのタブレットを2個もらってなんとか足の攣りがおさまりました。

左足を痛めていたことに気づく

そうして、足の攣りが治ったとことで、左足を盛大に痛めていることがわかりました。最初膝を痛めていると思ったんですが、腓腹筋や前脛骨筋あたりが盛大にダメージを受けている様で、左足を曲げるたびに激痛が走りました。

ひとまず、痛みを堪えながら、相可高校のうどんと、松坂牛スジカレーを堪能し帰宅の途につきました。

そのあとは、シャトルバスや階段の上り下りが苦痛で、激痛が水曜日まで続きました。

去年、帰りは急行で帰ったんですが、さすがに今年は特急で帰りました。

このブログを書いている金曜日も痛くてまだランニングを再開できていません。

1週間近く走れない怪我は久しぶりでした。

それでも、今年エントリーしていた唯一のフルマラソン大会。故郷の県、三重県の大会で Sub3 ができたこと、非常に誇りに思います。

拓プロたけん玉ランナーさん、そして勝手に思っている僕のマラソン師匠などのアドバイスと、計画的な練習でサブ3を実現できたと思います。

来年の目標は減量とサブエガ

来年の目標は5キロ減量とサブエガ、愛知駅伝で14分台です。

今回、電解質がなくなるくらい水分などがなくなりましたが、体重を落とすことで補給しなければいけない電解質の量も少なくなります。

やはり、身長162cm で 65k はまだまだマラソンランナーとしてデブなので、あと5キロ痩せたい。これはケガ対策にもなるともいます。

そうして今の練習メニューを続けていれば、来年はサブエガを狙えるのではないかと思っています。

年末は仕事もありますが、ちょっと自分にご褒美をあげて休息して、足の怪我が治して、走り始めます。